3Dプリンターを使ったロストワックス製品製造Q&A
[掲載日]2021.04.23
3Dプリンターを使ったロストワックス製品製造Q&Aを紹介します。
Q1: 対応できる材質は?
A1: 通常のロストワックス製品と同じです。
日本国内にある取引鋳造メーカー様に鋳造を依頼します。
材質や形状によってメーカーは異なります。
弊社に丸投げしていただければ全て対応します。
Q2: 金型で作るロストワックス製品との違いは?
A2: 素材肌には積層成形特有の積層肌が残りますが
製法は通常のロストワックス製品と同じなので量産前試作(特性試験用)に向いています。
レースマシン用では実戦でも採用されています。
Q3: コストメリットはどこにありますか?
A3: 金型の製作費が無いことがメリットとなります。
特に金型では抜けないアンダーカット製品の試作に効果があります。
Q4: 納期はどのくらいかかりますか。
A4: 模型製作~鋳造~機械加工で約4週間の実績があります。
形状によって変わりますので詳しくは担当までお問い合わせください。
Q5: 積層ピッチはどのくらいですか。
A5: 約0.15mmです。
Q6: 積層ピッチをもっと細かくできませんか。
A6: パウダーの粒子径が0.06mm程度の為、あまり細かくすると品質が悪くなります。
Q7: パウダーの材質は何ですか。
A7: ロストワックス用のアクリル系スチレンで融点は63℃程度です。
Q8: 造形時間はどのくらいですか?
A8: 製品の高さに大きく左右されますが、1晩(12時間)程度の実績が多いです。
Q9: 削り出しと比べてメリットはありますか?
A9: 切削加工が可能な形状や材質であればメリットはあまりありません。
切削加工ができない形状や鋼材では入手難しい特殊な材質のときメリットがあります。
Q10: 鋳造する前に形状を確認したいのですが。
A10: 模型の段階で見ていただくことは可能ですが、壊れやすいので取り扱いにはご注意ください。
Q11: 数量が増えると安くなりますか?
A11: 模型費は1バッチに入ればその分コストが下がりますが、鋳造費は大きくは変わりません。
Q12: 加工は自社でやりたいのですが。
A12: 素材までのご注文(加工無し)も対応可能です。
Q13: どこまで薄い形状ができますか?
A13: 模型は1mmまで実績がありますが、詳しくは担当までお問い合わせください。
Q14: 最大サイズはいくらですか。
A14: バッチサイズは最大で330×280×200ですが
分割して造形し組み立て接着することで大型の製品も製造可能です。
500×500の製造実績があります。
Q15: STLデータを支給すれば製作してもらえますか?
A15: ほとんどの場合データを編集する必要がありますので、CADデータをご支給ください。
受け取れるデータ形式はCAD_CAMのページご覧ください。
お問い合わせは下記営業担当にお願いいたします。
関東営業担当(神奈川):宇山 hitoshi_uyamaアットマークnakasa.co.jp
関西営業担当(兵庫):青木 nobuo_aokiアットマークnakasa.co.jp
本社営業担当(島根):朝木 shigeyuki_asakiアットマークnakasa.co.jp
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