機械学習を用いた作業動作可視化の取り組み【共同研究】
[掲載日]2021.10.05株式会社ナカサでは私たち製造業をとりまく課題を解決するための活動を日々行っております。
今回共同研究の形で作業動作の可視化に取り組むことができましたので紹介します。
最近は働き方改革、労働時間の削減が取り沙汰されるようになりました。当社でも時代の流れにあわせた働き方を実現するための活動を行っておりますが、
製造現場では生産性が重要な指標となっていることから日々の生産量を落とさず、労働時間を削減するという難しい局面に陥っています。
そこで今回は従来では気が付かなかった作業動作の無駄や効率が落ちる原因を数値として可視化するために、機械学習を用いた画像による作業動作可視化に取り組みました。
掲げた目標としては
・定常、非定常作業の判別ができるか
・マンチャートの生成ができるか
・作業者による作業効率の違いが可視化出来るか
でした。
使用した機材はamazonで購入した市販の防犯カメラと旧式のノートPC(Linux)と安価な環境で行っています。
この結果、直ちに実用化できる結論には至りませんでしたが、解決に向けたヒントは得ることができました。
共同研究でご協力いただきました株式会社アキュートシスコム様、しまねソフト研究開発センター様には厚く御礼申し上げます。
詳しくはしまねソフト研究開発センターのホームページをご覧ください。